VIP2015 開催報告

ビジュアル情報処理研究合宿(VIP2015)は,2015年9月19日(土)~21日(月・祝)の3日間,埼玉県県民活動総合センターにて開催されました.

主な企画

今年度は「Pull your trigger —きっかけを掴むのは君自身—」という全体テーマを設定し,各企画にも掴んで頂きたい「きっかけ」を定義することで企画の目的を明確にし 参加モチベーションを高めることとしました.

レクリエーション —交流のきっかけ—

参加者に開会式の段階でグループごとの席に座っていただき,開会式直後にそのグループを単位として2つのレクリエーション(ウソ・ホント,ウエイトコントロールゲーム)を行い,初対面の参加者同士のアイスブレイクを図りました.

ポスターセッション —自分の研究を見直すきっかけ—

1セッション90分を前半・後半に分けて一人あたり45分の持ち時間で自身の研究発表を行いました(発表題目一覧).

社会人セッション —将来へのきっかけ—

9名の社会人の方をお招きし,今年の研究合宿のテーマである「きっかけ」に絡めたご講演をいただきました.ご講演者と講演タイトルは以下の通りです(順不同・敬称略).

起業のきっかけ,業務内容のきっかけ
町 裕太(株式会社ウサギィ)
ウサギィに入社したきっかけ
五木田和也(株式会社ウサギィ)
何を学んだかよりどう活かすか,何をしたいかより何をしたか
𥱋瀨洋平(Unity Technologies Japan)
ABEJAに転職した「きっかけ」について
古森崇史(株式会社ABEJA)
就職体験談~「好き」を「仕事」にするということ
今井 星(シリコンスタジオ株式会社)
就職体験談~博士課程からミドルウェア屋へ
竹内亮太(シリコンスタジオ株式会社)
Where is your trigger?
牛久祥孝(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
社会人生活
長崎あずさ(VIP合宿運営OG)
自分のキャリアを考え直すきっかけ
津郷晶也(VIP合宿運営OB)

グループワーク —意思を伝え合うきっかけ—

「製品の改良・新機能の提案」と題し,既存の製品やサービスにある問題点を解決するための付加機能をグループで議論し,発表を行いました.

発表会の後に投票を行い,最も評価が高かったチームと運営委員が選ぶチームに対して景品が贈呈されました.

懇親会 —壁をなくすきっかけ—

本合宿に出会った人をマスに記入したビンゴ用紙を用いた人名ビンゴやクイズ大会を行いました.

ポスターセッション表彰者一覧

今年度は参加者による投票の結果を基に贈呈する「VIP Award」,および協賛企業の株式会社ウサギィ様より贈呈される「ウサギィ賞」の2部門で表彰を行いました.
優秀賞以上の方には表彰状と賞金および記念品が,敢闘賞の方には後援のCG-ARTS協会様より,改訂新版された書籍がそれぞれ贈られました.

受賞者は以下の通りです.

VIP Award

最優秀賞
持田恵佑(早稲田大)「空洞を含む半透明物体の高速描画手法」
赤平かなえ(岩手県立大)「平面的構造をもつ不可能立体の作成手法」
優秀賞
佐藤広康(東邦大)「Kinectとプロジェクションマッピングを用いたインラインスケート学習支援システムの構築」
岩本雄太(愛知工業大)「手形状認識による指文字翻訳に関する研究」
古川翔一(早稲田大)「高周波成分変化の転写を用いた自動ビデオ翻訳手法」
山谷佳祐(豊橋技科大)「イラスト画像のスタイル駆動型検索インタフェースの検討」
敢闘賞
中山陸(東邦大)「バチの動きに合わせたリアルタイムプロジェクションマッピングを用いた和太鼓演奏演出システム」
小林享生(東京電機大)「LeapMotionによる毛筆シミュレーションに関する研究」
岡田修弥(豊橋技科大)「ポートレート撮影における照明ロボットの制御」
福原吉博(早稲田大)「要素間補間による共回転系弾性体シミュレーションの高速化」

ウサギィ賞

最優秀賞
古川翔一(早稲田大)「高周波成分変化の転写を用いた自動ビデオ翻訳手法」
優秀賞
大嶋泰介(東京大)「繰り返しスリットパターンを用いたAuxetic素材の構築」
渡辺拓也(豊橋技科大)「AutoEncoderを用いたActive Appearance Modelsの性能評価」
ノミネート
小澤禎裕(早稲田大)「歩数マップを用いた半透明物体の高速描画手法の提案」
上原美咲(お茶の水女子大)「楽曲群のコード進行・メタ情報・楽曲特徴量の統合可視化の一手法」
菅野沙也(お茶の水女子大)「入力文書の感情と印象に基づいた楽曲提供の一手法」
久保慶祐(広島大)「IOL挿入眼の光線追跡シミュレーションと網膜像作成に関する研究」
王汗欽(東京大)「Chaos Based Motion Recognition(先行研究紹介)」
福原吉博(早稲田大)「要素間補間による共回転系弾性体シミュレーションの高速化」
林友貴(愛知工業大)「浮流式全方位カメラを用いた下水管路内調査のための水平方向回転角度推定手法の基礎検討」

謝辞

最後に,本合宿にご参加頂きました全ての学生ならびに教職員・社会人の方々に運営委員一同心から感謝いたします.

また,本合宿の開催に際して画像電子学会情報処理学会グラフィックスと CAD 研究会芸術科学会CG-ARTS 協会よりご後援を,また株式会社ウサギィ様,シリコンスタジオ株式会社様,株式会社ジースタイラス様よりご協賛を頂いて運営を行いました.この場を借りて深く御礼申し上げます.

運営スタッフ

VIP2015は2名の顧問の下,8名の学生スタッフより企画・運営を行いました.

第 15 回ビジュアル情報処理研究合宿 運営委員会
代表 林 友貴(愛知工業大学大学院)
副代表 中塚智哉(岩手県立大学大学院)
運営委員
(50音順)
新井 諒(東京電機大学大学院)
岩本雄太(愛知工業大学大学院)
上原美咲(お茶の水女子大学大学院)
岡田修弥(豊橋技術科学大学大学院)
清水柚里奈(お茶の水女子大学大学院)
林藤晃平(豊橋技術科学大学大学院)
顧問 田代裕子(東京電機大学,VIP 運営事務局,画像電子学会)
伊藤貴之(お茶の水女子大学,芸術科学会会長および事務局代表,情報処理学会グラフィクスと CAD 研究会運営委員)